お茶飲みたい

くいしんぼう妊婦は出産した。新米母の日々の記録。

8月が終わり、9月

脳内BGMは森山直太朗「夏の終わり」

 

人生で一番のスピード感で過ぎ去っていった夏だった。娘が産まれて、娘が入院して、退院して、怒涛の毎日が始まって。

まさか自分が24時間超えのお産をするとは思っていなかったし、娘が救急車で搬送されるとは思っていなかったし、NICUに毎日母乳を届けに行く母になるとは思っていなかった。間違いなくそれまでの人生で一番「まさか」の濃度が濃い1ヶ月。

しかしそんなイレギュラーな経験も、赤ちゃんと一緒に過ごす生活よりかは全然楽だった(笑)3時間おきに搾乳はしていたけれど、寝たい時に寝て、食べたい時に食べて、面会の帰りには外食もできた。お風呂だって好きな時に入れた。大変だって分かっていたつもりだったけれど、「まさか」こんなに大変だとは思っていなかった。

大変なのは主に授乳で、母乳育児って生物として当たり前のことなのにどうしてこんなに辛いのか。犬や猫や牛や人間以外の全ての哺乳類も乳首切れて痛くなったりするのか?

1週目、吸わせるだけで一苦労…お腹空いてるのにジタバタして上手く吸えない娘と毎回バトル。1時間おきの超頻回授乳(3時間おきなんて大嘘じゃないかと思った)で乳首が切れて激痛。歯を食いしばりながら耐える。常に吸われてて治る暇がないじゃないかと思っていたけどいつの間にか治った不思議…。実母に母乳足りないんじゃない?と言われキレたり泣いたりする騒動もあり。

2週目、上手に吸えるようになってきた!と喜ぶも乳腺炎の恐怖。しこりが痛くて、1ヶ月検診もまだなのに母乳外来に駆け込む。久々の外出でバタバタだったけど、外に出られたのと助産師さんと話ができたことで思いがけずリフレッシュ。辛い時はミルク足してもいいんだーと楽になった。

3週目、別の場所にしこり出現。搾乳機使おうが圧迫授乳しようが消えなくて震えるが、先程娘に吸ってもらったらなくなった…赤ちゃんすごい。思えば授乳間隔も空いてきている。

こう振り返ると、帰宅後の1週目の精神状態がやばかったということが分かる。毎日何かしらで泣いていた気がする。私も赤ちゃんも、新しい環境に適応することでいっぱいいっぱいだったのだなぁ。

辛いことばかり書き連ねているけれど、それでも娘がたまらなく可愛いからやっていけるのだと思う。それと実家のありがたさよ。世話してもらっているのに当たり散らしても受け流してくれる実母、意外にもあやしたりミルクをあげたりしてくれる弟、たまに来ては抱っこしてくれる親戚達。そうさせる赤ちゃんの求心力の強さを感じる。

産後で頭ボケボケだけど、忘れてしまう前に記録しておきたい。数ヶ月後とか数年後に読み返して、こんなこともあったなと思い出したい。